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2007年05月の記事

2007.05.30

[AI8/10] アドビ・イラストレーターの使い方
オブジェクトの縦横比を保ったまま、指定のサイズに拡大・縮小する方法

イラストレーターでオブジェクト拡大・縮小する方法としては、拡大・縮小ツール[S]を使う、自由変形ツール[E]を使う、選択ツール[V]でバウンディングボックス[Cmd+Shift+B]を使う等いろいろありますが、数値指定で拡大・縮小する場合は変形パレットを使います。ここで数値入力したあと行う操作によって、幅と高さの比率を制御することができます

アドビ・イラストレーター10の変形パレット

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2007.05.29

[AI10] アドビ・イラストレーターの使い方
破線(点線)のパスを、破線のままアウトライン化する方法

破線(点線)のアウトライン化

線種パレット破線(点線)を設定したパスは、「オブジェクトメニュー>パス>パスのアウトライン」を実行すると、実線に戻った状態でアウトライン化されてしまいます。

そこで、「オブジェクトメニュー>透明部分を分割...」を使うと、破線のままアウトライン化することができます。
表示された設定画面で、"ラスタライズ/ベクトル設定" は100(一番ベクトル側)に、"すべての線をアウトラインに変換" にチェックを入れてOKボタンを押せば完了です。

このほかにも、役立つテクニックを多数紹介していますので読んでみてください。

アドビ・イラストレーター10の「透明部分を分割...」の設定画面

2007.05.28

[AI8/10] アドビ・イラストレーターの使い方
「ガイドをロック」した状態のまま、特定のガイドを移動する方法

イラストレーター起動後の初期状態ではガイドロックされていますが、「画面メニュー>ガイド>ガイドをロック[Cmd+Option+;]」のチェックを外すことで解除されます。

この状態で通常のオブジェクトと一緒にガイドをグループ化すると、「ガイドをロック」がオンになっていても自由に移動することができます。

通常の作業でガイドを移動することはあまりありませんが、例えばガイドにした仕上がり線をトンボと一緒にグループ化しておくと、版下データごとに移動できるので便利です。

このほかにも、役立つテクニックを多数紹介していますので読んでみてください。

アドビ・イラストレーターでガイドとトンボをグループ化

[AI8/10] アドビ・イラストレーターの使い方
イラストレーターのパスを、正円の並んだ点線にする方法

正円の並んだ点線パス

線種パレットの "線端の形状" で真ん中のボタン(丸形線端)を選択し、"破線" の設定で最初の "線分" の値を0にする正円の並んだ点線になります。

このとき "間隔" の値を "線幅" よりも大きくしないと、隣り合う円がくっついてしまって破線にならないので注意してください。

このほかにも、役立つテクニックを多数紹介していますので読んでみてください。

アドビ・イラストレーター10の線種パレット

[PS] アドビ・フォトショップの使い方
グラデーションツールの正しい使い方

背景に馴染んでいくようなグラデーションをかけようとしたのに、境界線がはっきり見えてしまってうまくいかないことがあります。これはグラデーションツールでドラッグする範囲に関係があります。

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2007.05.27

[AI8/10] アドビ・イラストレーターの使い方
用紙の位置(ページ分割)をアートボードにぴったり合わせる方法

アドビ・イラストレーターの用紙位置を調整

イラストレーターの作業中に、書類設定[Cmd+Option+P]でアートボードのサイズを変更すると、用紙の位置(ページ分割)がずれてしまうことがあります。

これを調整するにはページツールを使用しますが、ドラッグして調整するのではなくツールバー上のページツールをダブルクリックしてみてください。アートボードの左下にぴったり合わせることができます。

「ページ分割を隠す」にしていてもダブルクリックすると、調整と同時に表示もされます。

このほかにも、役立つテクニックを多数紹介していますので読んでみてください。

アドビ・イラストレーター10のページツール

2007.05.26

[AI10] アドビ・イラストレーターの使い方
「Adobe PDFファイル形式に問題があります。」というエラーの解決方法

長いファイル名をつけたイラストレーターのデータを開いて編集後、保存を行うと「Adobe PDFファイル形式に問題があります。元のファイルを回復できません。」というエラーが発生します。

アドビ・イラストレーター10の保存時に表示されるエラー画面

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2007.05.25

[AI10] アドビ・イラストレーターの使い方
画像の配置画面でキャンセルを選択すると、イラストレーターが強制終了する

ファイルメニューから配置...を選択後、中止しようとしてキャンセルをクリックすると、イラストレーターが強制終了してしまいます。

この現象は、Mac OS X 10.3(Panther)+イラストレーター 10.0.3の環境において発生しますが、以下の環境では問題ないようです。

・Mac OS X 10.3(Panther)+イラストレーター 10.0.1
・Mac OS X 10.4(Tiger)+イラストレーター 10.0.3

環境の変更が難しい場合は、画像の配置をしようとした場合は中止せずに、とりあえず適当な画像を配置してからその画像を消去しましょう。

2007.05.24

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記事内容の注意事項

■当サイトの記事は以下の環境をベースに作成しています。
 ・Mac OS X 10.3
 ・イラストレーター ver.10.0
 ・フォトショップ ver.7.0

とはいえ、現場ではまだまだMac OS 9/イラストレーター8.0環境で作業されている方も多いと思います。共通する内容については記事タイトルのすぐ上に[AI8/10]と表記していますが、文中のメニュー操作やショートカットについては多少異なる場合もありますのでご注意ください。
[AI]、のようにバージョンが書かれていないものは、イラストレーター8.0では未確認の内容です。確認後、対応の場合は[AI8/10]、未対応の場合は[AI10]という表記に変更いたします。

■イラストレーターやフォトショップの操作では、この[ カッコ ]内にマック用のキーボードショートカットを併記しています。Cmdはリンゴマークのついたコマンドキーのことです。

ウィンドウズの方は、以下のように置き換えて操作してください。
 ・Cmd(コマンド) → Ctrl(コントロール)
 ・Option(オプション) → Alt(オルト)
 ・Return(リターン) → Enter(エンター)

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当サイトでは、グラフィックデザイナーを対象としたアドビ・イラストレーターの使い方を中心に、デザイン制作に伴うフォトショップやフォント、印刷関連を含めたDTP全般の内容を紹介していきます。

まだ開設したばかりのためコンテンツは少ないですが、参考書にはあまり載っていない応用的な使いこなし方を随時追加していく予定です。